植物と工作とときどきイモリ

ものづくりが趣味な植物と動物をこよなく愛する建築学生の備忘録

【乾燥する季節に!】DAISOの櫛を使って『つげ櫛風クシ』を作ってみたよ!

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寒さも本番に差しかかろうというこの時期、お肌の乾燥も気になる季節。

お肌の乾燥もそうですが、『髪の毛』も乾燥によってパサパサに!

実際、私も乾燥による髪のパサつきが目立ち、スタイリング剤などをつけてもなかなか治りませんでした。

そんな中、ネットで様々な内容を調べていると、ある内容が目に留まりました。

それが、『つげ櫛』です!

そしてさらに調べていくと…

なんと!100均の材料でも似たものを作ることができちゃう!

さらに、彫刻を施してアレンジしている方もいらっしゃいました!

…これはものづくり好きにはたまらない内容。

早速作ってみたくなり、制作しちゃいました。

というわけで、100均の材料を使った『つげ櫛風クシ』の作り方・効果をご紹介したいと思います!

 

つげ櫛とは?

まず始めに、つげ櫛とはどういうものか?というのを説明したいと思います。

 

つげ櫛とは、つげの木のみから作られた木製の櫛のことを指します。

飛鳥時代の遺跡から見つかるなど、昔から女性に愛用されてきたという歴史もあるほど。

今でも職人さんが1つ1つ手作りで制作されている伝統工芸品の1つで、お値段は数千円から数万円。

耐久性に優れているため、大切に扱えば一生モノとして使い続けることができます。

つげ櫛の特徴として、他のクシよりも静電気が起きにくいという特徴があります。

 

つげ櫛を使うとどんなことに良いのか?

静電気が起きにくいので、髪が落ち着く

つげ櫛は木製なので摩擦による静電気が起きにくく、髪の毛にダメージがかかりにくいため、髪が痛む心配がありません。

静電気は、抜け毛や枝毛、切れ毛やを引き起こす原因とされています。

特に乾燥する季節はプラスチック製などのクシを使うと静電気が発生しやすくなりますが、つげ櫛は木製で摩擦が少ないため、静電気が起こりにくくなるのです。

 

髪にツヤがでる

伝統的なつげ櫛には『椿油』などのオイルが染み込ませてあります。

クシで梳かすことによってオイルが髪に均一に届き、適度なツヤを与えてくれます。

月に1回ほどオイルでメンテナンスをしてあげることにより、効果を持続させることができます。

 

頭皮のマッサージにも良い!?

クシで髪を梳かすことによって頭皮に適度な刺激が起こり、血行が良くなるようです。

血行が良くなると髪の毛に必要な栄養が行き届くようになり、健康で綺麗な髪質にしてくれます。

パーマやカラーリングで髪の毛を痛めてしまった人にも効果的なので嬉しいですね。

 

【実録】つげ櫛に使われるオイルの効果とはいかほどか!

大変お見苦しい写真かとはございますが、私が実験体となって検証したいと思います。

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写真から見て取れますように、見るからにボサボサパサパサの髪ですね。

スタイリング剤を使っても数分後にはこうなってしまいます。

もちろんコテを使ってストレートにしたりもしましたが、もともと髪が細いのですぐに傷んでしまい、最終的にはこんな状態に。

 

そこで、つげ櫛などに使われるオイルを使用してみます。

今回は、後にご紹介いたします『あんず油』を使用しました。

手のひらに3・4滴出して髪に薄く伸ばしてみます。

するとどうでしょうか。

 

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手前顔側にオイルを付けました。

写真では少々伝わりにくいですが、綺麗にまとまったように見えます。

後ろ頭側はオイルが付いていないのでパサパサのままです。

あんなにパサパサだったのがまとまった!?

すごいすごい!と一人で言いながら鏡の前で喜びました。

もう楽しくて嬉しくてしょうがなかったですね。

そして、かすかに甘い柑橘類の匂いが(*´ー`*)

これは時間が経つにつれて香りが薄まっていきました。

時間が経っても髪はまとまってサラサラのままです。

とっても楽しい!ですが、付け過ぎは厳禁です!!

びっくりするぐらいベタベタになります!

ツヤを通り越してもはやオイリーに_:(´ཀ`」 ∠):

(経験済です(笑))

何事もほどほどに、様子を見ながら使いましょう(笑)

 

追記.

現在で約1ヶ月間使っていますが、毛質がかなり改善されてサラサラになり、枝毛や切れ毛などがほとんど出なくなりました。

個人的にはとても満足のいくものですが、個人差もありますので、合わないなと思われた方はご使用をお控えくださいませ。

 

つげ櫛の作り方

材料

『桃の木くし』

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今回メインの本体となる櫛です。

DAISOさんで『桃の木くし』という名前で販売されています。

表面はニスで塗装されていて、物によっては色味や形が多少異なるので、選べるのであればご自分が気に入ったものを購入しましょう。

 

『つげ櫛用オイル あんず油』

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今回使用したのは、柳屋本店さんで販売されている『あんず油』 です。

あんずを原料としているだけであって、ほのかに甘い柑橘系の香りがします。

今回はつげ櫛用のオイルとして使用しましたが、公式さんから紹介されている使用法としましては、

ドライヤー後のスタイリング剤として

洗い流さないトリートメントとして

入浴中のヘアパックとして

入浴後の頭皮マッサージとして

など、使い方はいろいろです!

 

私は、スタイリング剤と週に1回ヘアパックとしても使用しています!

最近では、『ゆず油』なんてものも発見しました!

 

 

また、古くから使われているオイルとしましては、大島椿さんの『椿油』があります。

こちらのほうが馴染み深いのではないでしょうか?

使い方としては先程紹介したあんず油と同じようです。

 

 

『紙ヤスリ』

ニスをはがすのに使用します。

最初に大まかにはがす用の粗いやすりと、仕上げ用の目の細かいやすりの2種類あれば事足りるかと思います。 

100円ショップでも購入することができます。

 

『ジップロックとキッチンペーパーとラップ』

 クシをオイルにつける際に使用します。

使い方としては、キッチンペーパーでクシを包み、オイルをしみ込ませてラップに包み、ジップロックに入れるというものです。

こちらも100円ショップで購入できます。 

 

手順 

それでは実際に、作り方を紹介していきたいと思います!

1.ニスをはがします

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まずは、オイルがしみ込みやすいように、表面のニスを紙やすりではがしていく作業です。

クシの間一本一本までやらなければならないため大変面倒ですが、この作業がつげ櫛を作る肝なので頑張っていきましょー!! 

 

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写真向かって右側がニスをはがす前左がはがした後です。

やすりがけすると少々白っぽく見えますね。

触ってみて、つるつるした感じがなくなって、ニスの光沢がなければOKです。

 

2.オイルをしみこませる準備をします。 

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※写真のものは彫刻を施しているものです。

彫刻については後程ご紹介いたします。

次に、クシにオイルをしみ込ませていきます。

写真のように、下にラップを敷き、キッチンペーパーをのせてクシを置き、オイルを振りかけます。

キッチンペーパーを敷くことによって、少量のオイルでまわりを良くすることができます。

目安として、大さじ2分の1ほどをまんべんなく振りかけましょう。

 

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あとは包み込み、ジップロックに入れて直射日光の当たらない暗所で1週間ほど放置します。

 

3. 余分なオイルを丁寧にふき取ります。

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1週間後の様子です。

オイルがしみ込んで、色が若干濃くなりました!

キッチンペーパーでクシの間も一本一本丁寧に拭き取りましょう。

この作業を怠ると、クシを使った時に髪がベタベタのギトギトになってしまいます!

拭き取れたら、風通しの良い暗所で2・3日乾燥させます。(軒下がおすすめ!)

 

4. 約2日乾燥させて完成!

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完成です!

触ってもベタベタしなければOK。

まだベタベタするようなら、さらに乾燥させるか、再度キッチンペーパーで拭き取りましょう。

 

アレンジバージョン

彫刻を施してみよう!

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はい、ここからはアレンジバージョンの紹介になります!

そのままでも十分シンプルで良いのですが、どうせなら自分だけの櫛を作りたい!という方に、使った道具やアイデアをご紹介したいと思います。

※こちらのアイデアは、他の方のブログを拝見させて頂いて思いついたものになります。

『つげ櫛 彫刻刀』で検索していただくと、素敵なお花などの模様を彫刻刀で彫っていらっしゃる方々が検索にヒットする思います。

皆様とても丁寧で分かりやすいので、気になった方は一度ご覧になってみてください。本当に素敵でした。

 

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電動リューターを使用しました。

勿論、彫刻刀でも可能ですが、今回私が彫りたい模様が細かかったのでリューターを使います。

細かい模様が彫りたい方はリューターを、そこまで複雑じゃなくシンプルめな模様を彫りたい方は彫刻刀をお勧めいたします。

 

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リューターの先はこんな感じで先の細いものを使用しました。

様々な形のリューターの先だけがセットになっているものもあるので、いろんな質感の模様を彫りたい、今回だけでなくこれからもリューターを使いたいという方は揃えていても損はないと思います。

 

 

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こちらが完成品です。

なかなかに細かい模様にしてしまった、又は私の技術不足のために少々いびつな仕上がりになってしまいました(汗

彫ってみた感想としては、木質は柔らかく彫りやすいですが、彫れる面積が狭いため、あまり細かすぎる模様はあまり向かないなと思いました。

(完全に私の技術不足だと思われます…)

(皆様ならもっと綺麗にできるはずᕦ(ò_óˇ))

 

あとは先に紹介した手順通りに、オイルに浸けるだけです!

 

使ってみた感想

早速完成したつげ櫛風クシを使ってみました。

使い心地は滑らかで良く、引っかかりもなくほんとに「スルンッ」っていう言葉がぴったりなぐらい髪通りが良かったです。

クシ1本1本の間隔が広めなので少々不安でしたが、それが気にならないぐらい綺麗に髪がまとまってくれました。

木質も硬すぎないので、あまりにも強い力でやらない限りは頭皮を傷つけることもなさそうです。

どちらかといえば、心地よくて頭皮マッサージのような感覚でした。

俗に言われる天使の輪というものができて感動です!!

つげ櫛ってすごい…。

 

使い始めて約1ヶ月後。

静電気を帯びた髪に使うたび、クシの有難さを実感する日々です。

小さいので持ち運びにも便利!

切れ毛や枝毛が出ることもことがほとんどなくなり、個人的にはとても満足のいくものができたと思います。

1ヶ月に1回、クシの色がやや薄く、しっとり感がなくなってきたら再びオイルに浸けてメンテナンスをしてあげましょう!

布にオイルを染み込ませて拭いてあげるのも◯

 

まとめ

今回は『DAISOの櫛を使ったつげ櫛風クシ』の作り方をご紹介しました。

ニスを剥がす作業が少々手間ですが、それができちゃえばあとはオイルに浸けて放置するだけなので、簡単に作ることができます!

ぜひ自分だけのオリジナルを作ってみてはいかがでしょうか?

ご覧いただきありがとうございました(^^)