植物と工作とときどきイモリ

ものづくりが趣味な植物と動物をこよなく愛する建築学生の備忘録

初心者でもできる!意外と簡単なサボテンの交配

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サボテンを育てはじめるとやってみたくなることといえば、

そう、交配させて自分だけのオリジナルを作ってみたい!

そして、種から育ててみたい!

今回はそんな思いからサボテンを交配させ、成功したので記事にしてみました。

 

交配させてみたいけどやり方が分からないなという方!

ぜひこちらの記事を参考に、チャレンジしてみましょう!!

はじめての方でも十分挑戦できます!

かく言う私も初めてやってみました!

 

サボテンの『雄しべ』と『雌しべ』

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サボテンの花、と言われても、いまいちピンとこない方は多いかと思います。

ということで、上の写真を使って解説していきたいと思います。

こちらのサボテンは、アストロフィツム属の兜丸といいます。

花の中央、薄い黄色で手がバッっと開いたように見えるもの『雌しべ』になります。

その周りを囲うように、少し下に濃い黄色い点々が密集しているように見えるもの、これが『雄しべ』です。

サボテンの種類によっては花の形が多少違いますが、雄しべと雌しべの関係は変わりません。

 

交配させる時の注意点

・開花前には水を与えないようにしましょう。

➡水分が多いと、花粉が出にくくなるようです。

・交配は晴れた日の日中、又は花がしぼむ前の夕方にしましょう。

➡日中は花が一番開いてる時間帯になります。

 

交配した株はこちら

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アストロフィツム属同士を交配させます。

右が『兜丸』、左が『ヘキルリランポー玉』です。

今回は、兜丸の花粉をヘキルリランポー玉につけました。

 

とても簡単!な交配の手順

1.交配させたい株の花粉を採取します。

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まずは交配させたい株の花粉、すなわち、今回では『兜丸』の花粉を、ピンセットを使って丁寧に採取します。

この時、雄しべの根元までピンセットの先を差し込み、根元から引き抜くようにすると綺麗に取れると思います。

 

2.交配させる株の雌しべに花粉をつける。

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花粉が採取出来たら、交配させる株、今回では『ヘキルリランポー玉』の雌しべに花粉をこすりつけます。

花粉は目に見え辛いので、本当についてるかなと心配になる場合は、雌しべの先に雄しべを乗せておいてもいいでしょう。

 

作業はたったこれだけ!

え!?これだけでいいの?と思いますが、本当にこれだけでできちゃうんです。

交配させた株はこれまでの管理と変えずにお世話してあげてください。

心配だからといって今まで置いていた場所から変えると、環境の変化でストレスを感じて結実*1しにくくなる可能性があります。

毎日観察しつつ、気長に待ちましょう。

 

数日後

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交配させて約1週間後の様子です。

花の下付け根部分が丸く膨らんでいるのが分かるかと思います。

こういう風になると、結実が成功しています。 

結実が失敗しているとそのまま枯れていくので、自然と花が取れるまでは触らないようにしましょう。

 

さらに数日後 

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交配させて20日後、種がはじけるように実が裂けていました。

サボテンの種は、今回のように実がはじけるものと、実が乾燥してから収穫するものがあるそうです。

種ができているか心配になりますが、気長に待ちましょう。

種が熟成するには、2週間から1か月以上かかる種もあるようです。

 

まとめ

サボテンの交配は難しいように思えますが、実は誰でも簡単にチャレンジできちゃうものなのです。

ですが、必ず成功するとは限りません。現に、私はこのほかにも2種類挑戦しましたが、成功したのはこの株だけです。

ぜひ難しく考えず、興味本位でもいいので挑戦してみてはいかがでしょうか。

もしかしたら、面白いものが出来るかもしれません。

 

*1:実ができることです。